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2006年11月15日

第五章-13話 ピーマン信金(1)

第五章-13話 ピーマン信金(1)



「金山さん。あんた確か片目だったわよね。」

「そうでんねん。灰田にうまいことやられてしもうて。

思い出しただけでケタ糞悪いわ。ああ、腹ん立つ。」

「片目じゃ、銀行お金貸してくれないわよ。」

「あと3ヶ月すれば、喪が明けますさかい、銀行から銭が出るのはその後です。

せやけ、その前に仕掛はしておかなんだら、どんどん遅くなってしまいますねん。

それまで待っていたらこっちが干上がってしまいまんがな。

それに、あっこは都市銀行やからワシんとこみたいなチンマイのには薄情でっしゃろ、

喪が明けても貸してくれるかよう分からん。」

「じゃあ、どうすんのよ銀さん。」

「実は、ピーマン信金と口座が開設できることになりましてん。

できれば、そこに預けるお金も拝借できればありがたいんですが。」

「随分ちゃっかりしてるわね。」


と言いながら、熊子はまんざらでもないと言う顔をした。

開設屋を相手にしているから、筋書きが読めているのである。

元来、熊子はこういう話が大好きなのである。



銀次郎はピーマン信金と口座が開設できるようになったいきさつを話し始めた。

「実はね、ピーマン信金の外回りが、事務所のポストに事業資金貸し出しの案内と名刺を入れていったのがきっかけなんですがね。

ワシも地元の信金クラスの銀行と取引したいと思っていた矢先やから、直ぐに呼んだんですわ。

今使こうてる銀行は、ワシが会社を買い取る前の取引銀行でいろいろややこしい事があったようで、担当者もあまり愛想良くないねん。

それに、この計画を成功させるには、手垢のついていない、まっさらの銀行口座が必要ですねん。

銀行は条件が整えば間違いなく銭出しますさかい、4~5千万はいけますから、お願いします。」

「それで、こっちには何ぼいるの?」



「ありがとうございます。」

「何言ってるの。あたしはまだ貸すとは言ってないわよ。」

「すみません。仕掛けるのに、見せ金が必要なんで、銀行口座開設資金500万円用立てていただきたいんですが。

紙は入れときます。

500万と利息分100万。

心配かけるといけませんから、印鑑と通帳はお預けしておきます。

期限は4ヶ月。それまでは銭出来まへんので、日付は白紙にしておきます。」


と言って、深々と頭を下げた。



口座開設資金を借りられた銀次郎の気分は高揚していた。

これで、仕掛は万全や。

翌日、銀次郎は法務局に行って、会社謄本と印鑑証明、

それと役所に行って個人の印鑑証明を用意した。

銀次郎は、名刺を取り上げ、印刷されている電話番号にダイヤルした。

「ピーマン信金さんですか?末成(うらなり)はん居てはります。」

「先日お電話した金山です。口座を設けたいんで来てもらえますか。」

「判りました。それではいつお伺いしたらよろしいでしょうか?」

「そうやな、早いほうがええんやけど、何を用意したらええの?

何度も足を運ばせちゃ申し訳ないんで。」

「それでは、会社謄本と印鑑証明、それと社長様個人の印鑑証明を準備していただけますか?」

「良いですよ。それじゃあ、明日中に用意しますから明後日午前10時にきて下さい。お待ちしています。」


そんなものは既に用意している、銀次郎は段取りがいいのである。

銀次郎はピーマン信金の営業担当とアポイントをとり、事務所に来てもらうことにした。



「こんにちは。ピーマン信金の末成(うらなり)と申します。

この度は当信金に口座を開設していただけると言うことでありがとうございます。」

「丁度近くに口座を設けたいと思っていた矢先、案内を見かけたのでね。

それにメガバンクはいざという時、対応が遅いのでね。」

「有り難うございます。期待にこたえるよう一所懸命やらせていただきたいと思います。

申し訳ありませんがこの書類に必要事項をご記入してください。

それと、今日はご入金いただけるお金を預かることは出来ますか?」

「何ぼあったら良いねん。」

「いえ、いくらでも良いんですが。」

「ほなら、これ預金しといて。」


と言って、銀次郎はルイビトン風セカンドバッグから、帯封のついた100万円の札束を3束抜き取り、末成に手渡した。

末成(うらなり)は預り証に300万円と記入して、銀次郎に手渡した。

「ありがとうございます。早速手続きをとらせていただきますので、明日にはお届けできると思います。」

「あっ、そう。そんなに急がんでも良いよ。」
銀次郎は心にも無いことを言った。

本心は1日も早く、あることを実行したいのである。

新規顧客を獲得した末成は有頂天である。

これはひょっとすると上玉かもしれない。

金山社長のルイビトンの中には、まだ7束ほどのお札が入っていた。

自分にも運が向いてくるかもしれない。と思った。

「末成の奴、300万円渡したら目を白黒させていやがった。無理して借りてきて良かったな。これはもう必要ない。」

と独り言を言って、ルイビトン風セカンドバッグから、

お札の大きさにキレイに裁断された新聞紙の束を取り出し、くずかごへ放り込んだ。


第五章-第14話 ピーマン信金(2)へ続く



銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
あることって何、何!!
すごくおもしろくなってきた〜

銀ちゃんすごい!

あっ、ポチポチ忘れずにっ
Posted by sainei at 2006年11月16日 11:04
saineiさん
もうすぐ分かりますよ。
お楽しみに。
Posted by ☆男 at 2006年11月16日 15:55
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