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2006年10月26日

第三章 付録 青木VSトイチ金融(3)

第三章 付録 青木対トイチ金融(3)

15分後、青木はプッシュホーンのリダイアルボタンを押した。

「先ほどお電話した青木と申します。営業の鷺沼さんお願いします。」

「青木さんですね。審査の結果ですけど、一寸厳しかったのですが、

上司に掛け合って内諾を取りましたから、

こちらの営業所まで来ていただけますか?」

「有り難うございます。それではお伺いさせていただきます。」



「ナベちゃん(金山銀次郎の古い友達はこう呼ぶ)、お金貸してくれるってよ。

お金ってこんなに簡単に出るんだ。」

「青ちゃん。こいつ怪しいよ。

止めておいたほうがええのとちゃう。

下手打つと、ガラさらわれちゃうよ。」




ありとあらゆるところから銭を引っ張っている銀次郎の勘が、

止めたほうがいいと警報を鳴らしているのである。

「いやあ、あんまり簡単にいくから、一寸不安になっていたんですよね。」


「あっこ、トイチやろ?」

「いや、確か1.7%から3.5%って書いてありましたよ。」

「ワシの言ってるトイチゆうのは、

10日で1割のトイチや無くて、

東京都の都と1のこっちゃ。」


「何処が違うんですか?」

「都(1)ゆうのは、貸金業の登録はしているけれど更新はしていない,

いわば出来立ての貸金ちゅうこっちゃ。」

「登録しているんだったら、闇金なんかじゃないですよね。

それなら安心じゃないですか。」

「皆そう思うやろ。

それが奴らの付け目なんや。

誰もが登録業者だから安心と錯覚するやろ。」

「ワシもそう思っていました。」

「考えても見い。担保も保証人も取らんと、

銀行より安い金利で民間が銭出すか。」

「そりゃあ、そうだ。」




「えーですか。

貸金業ちゅうのは登録制やから、

一定の条件をクリヤーしていれば登録免許は直ぐ下りるんや。

更新するときにややこしい書類や手続きが必要やから、

登録期間中に荒稼ぎして、

更新しないで消えていくのがトイチ都(1)金融というわけや。」

「なるほどね。バックにやくざがいるんですかね?」

「多分ね。触らぬ神に祟りなしって言うからね。

大体、健康保険証持って来いっておかしくないかい。

普通は、印鑑、決算書、小切手帳なんか持って来いっていうんだろう。

あっこのホームページには簡単審査で指定口座に振り込むって書いてあるんやろ、

それが来いってこと事態おかしやないか。」

「言われてみれば、その通りですね。」


流石は裏街道に精通している連中のことはある。


銀次郎の助言もあり、約束の時間に、指定された場所に青木は出掛けなかった。


ルルルルッ、ルルルルッ・・・・・・

固定電話の呼び出し音が事務所に響いた。

「青木社長さんいらっしゃいますか?」

丁寧な、若い男の声である。

「青木ですか。いませんけど。」

「約束してるんですけどね。」

「ですからいませんけど。」

「一寸待ってください。」


「おらぁ、青木出せ!」


いきなり、ドスの利いた怒声が風祭の左の耳の鼓膜を振るわせた。

「出せと言われても、青木なんていませんけど。」


「ごたごた言ってないで、青木出せ!」

「だから、青木はいないって言ってるでしょう。あなたもしつこい人だな。」


風祭もちょっとムッとして、声を荒げた。

じゃぁ、女房を出せ

カタカナの名前の。

こいつ日本人じゃないな。」


「貴方もしつこい人ですね。

青木はいないって言ってるでしょう。

それに何処に電話しているんですか?

ここは、U.S.O企画ですよ。」




「ふざけんじゃね〜ぞ!

おらぁ!追い込むぞ!」


「ちゃんと調べなかったんですか?自宅の電話とか。」

「手前ぇ、良い度胸じゃねえか。

誰に向かって物言ってんだ!

今から乗り込むぞ!」


「あぁ、何時でも来てください。住所言いましょうか?」



たまたま、銀次郎の事務所に顔を出した風祭が電話の応対をしたが、

風祭も手馴れたものである。

やくざだろうと、警察だろうと堂々としたものである。

「こちとら、審査に通らなかったのを、無理に上に頼んで通してやったんだ。

俺の面子が丸つぶれじゃないか。

小指1本じゃ済まね〜ぞ。この野郎。」


なんとも訳のわからない、御託を並べ立て凄んでくる。



ハイエナローンは鴨がネギを背負って来ると、網を張って待っていたが、

肩透かしを食ってしまい、頭にきて電話をしてきたと言う次第である。

もし、青木がのこのこと出向いていたらどうなっていたのだろうか。

多分高い金利の金を無理やり借りさせられたのではないか。

それこそ、トイチ(10日で1割の利息)、

書類代が1割、

紹介料1割、


合計3割と言うとんでもない高利を借りさせられる羽目になったであろうことは想像に難くない。

登録番号があるから安心・安全と思うのは大変危険なのである。

トイチ(都(1))金融の全てがそうとは限らないだろうがご用心あれ。


くわばら、くわばら。


第三章 完

第四章-第1話 150億ウオン小切手の怪(1)へ続く


銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
おはようございます

トイチってそういう事なんですねぇ
合計三割もとられるなんて!

ポチポチ、完了です〜笑


Posted by sainei at 2006年10月27日 06:10
朝早くから、登校有り難うございます。
saineiさんは、いつ寝て、いつ起きるんですか?
あっちではお忙しい様子でしたし。
四章も期待に応えられるよう頑張ります。
よろしくね。
Posted by ☆男 at 2006年10月27日 21:42
ふふふっ、ちゃんと寝てますよっ。
ご心配なく。
早く仕事終わらせて、帰ってきますからね。
Posted by sainei at 2006年10月28日 11:00
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