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2006年10月23日

第三章-第12話 詐欺師紅谷の罠(6)

第12話 詐欺師紅谷の罠(6)

それから1週間が過ぎ、紅谷から電話が入った。

銀次郎はこの電話を心待ちに待っていたのである。


「もしもし、金山社長ですか。遅くなって申し訳ないです。


3日後の26日に2千万とジャガーをお届けできることになりました。」


「本当。紅谷さん、恩に着ます。」

「とりあえず連絡しとこうと思いまして。

詳しいことはまた電話します。」




銀次郎の頭の中では、様々な成功イメージがめまぐるしく駆け巡っている。

まず最初に、黄山に電話した。

次いで、錦糸町に電話した。


「桜井さん、例のワイン、ワシが全部買いますから。」

いつに無く、銀次郎の声は弾んでいた。

「おめーさん、大丈夫かいな。どこでお金を工面した?」

「いやー、大丈夫です。27日にお金持って行きます。」


お金の出所については口を濁した。



「やあ、小金沢さん。ワインはワシが全部買うことにしたから。

錦糸町のおっかさんには今電話したとこや。

せやから、尾ノ崎の親父さんのほうは安生頼まっせ。

2千セットやったら売れるやろ。」

「流石ですね、金山社長。これが上手く行ったら、次も考えますよ。」

「それで、例のゴルフクラブの件、早よう進めてんか。」

「分かりました。早速先方と連絡とって見ます。

それにしても、社長の人脈は凄いですね。」

「一寸調べて見たんやけど、今日本のゴルフ人口は2000万人ぐらいやろ。

そのうちの1%でも20万人や、0.1%でも2万人やろ。

少なく見積もって、0.1%として1本2万円儲けても、何ぼになる?」

「えーと、一寸待ってください、よ、よ、4億です。」

「なっ!200万円の投資で4億の儲けや。ええ話やないけ。」


毎度成功イメージの銀次郎はんです。



紅谷と約束の26日。

銀次郎は朝から落ち着かない。

今日の午後3時に事務所に来ることになっている。

コーヒーメーカーで淹れた「モカ・コーヒー」を何杯も飲みながら、

最近覚えたての、オンライン麻雀ゲームに興じている。

お金があれば、雀荘に行ってフリーで打ちたいのだが、

銭が入ってくるまでは無料のゲームで遊ぶしかない。

それも後数時間で終わる。

後数時間で、人生が大逆転するのだ。

(どや、これ通るやろ!)

筋パイのイーピンを切る。『パシッ』

とたんに、パソコンから『ロン』

あちゃ、何でやねん。国士無双かよ。

そりゃないよ、5順目でリーチで、スーピン切ってるんやで。

あほくさ。もう止めや。)


ひとり、パソコンの画面に毒づいている銀次郎であった。




えらい遅いやないか!紅谷の奴、何しとん。

時計の針は、とうに午後3時を回って、4時になろうとしていた。

5時を過ぎても連絡が無い。電話をしたが、

『電波の繋がらないところにいるか、電源が入っておりません』

というアナウンスが流れるだけだった。

どないしたんやろ?

銀次郎のイライラが頂点に達した頃、銀次郎の携帯が鳴った。

「もしもし、紅谷はん。遅いやないか。どないしたんねん。」

「すみません、今まで警察に居たので、連絡できませんでした。」


「何かあったん?」

「実は、ジャガーに乗って、銀行によって2千万下ろしたんです。

時間も有ったんで、1件用件を済まそうと思って、駐車場に車を入れて、

10分ぐらい車を離れたんです。

戻ってみたら、車のガラスが割られていて、バッグがなくなっていたんです。

バッグの中にはさっき下ろしたばかりの2千万円が入っていたんですよ。

警察に被害届けだして、今新宿警察出たとこです。

警察の話では、銀行でお金を下ろすときに見られていて、

後を付けられたんじゃないのって言うんです。

そんな不審な奴、気が付かなかったけどな。」


と一気にまくし立てた。

銀次郎は言葉を失った。

ただ、受話器を握り締めて紅谷の話を聞くだけだった。

紅谷は一呼吸入れて、

「今から警察官と現場に入ってきますので、申し訳ありませんが、今日はそちらに伺えません。」

と言って電話を切った。


「何てこった!」

銀次郎の描いていた夢はガラガラと音を立てて崩れ落ちた。

皆に何て言おうか。

「車の中にあんな大金置いたまま離れるなんて、馬っ鹿じゃないの全く。」

銀次郎は、煙草に火をつけて一口吸ってはもみ消すしぐさを、忙しなく続けた。

銀次郎の目の前の灰皿は瞬く間に、吸殻の山で一杯になった。

2千万円車上荒らしのニュースが報道されることは無かった。


第三章-付録 青木VSトイチ金融(1)へ続く



銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
なんと車上荒らしですか〜
銀さん、いい加減気付いてほしいよぉ。

なんと付録がついてるっ
楽しみです
Posted by sainei at 2006年10月24日 11:51
紅谷は、ここまではあんまりお金手に入れてませんから、何か次のこと考えているみたいです。
Posted by ☆男 at 2006年10月24日 17:53
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