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2006年10月18日

第三章-第7話 詐欺師紅谷の罠(1)

第7話 詐欺師紅谷の罠(1)

尾ノ崎 豊のミレニアムワインの企画は、

表向き順調に進んでいるように見えたがあと一歩のところで暗礁に乗り上げていた。

尾ノ崎の親父さんが、そんな名前の知れてないワインに、

最愛の息子の写真は使わせられないと言ってきたのだ。

思案に暮れていた小金沢は一計を案じた。

このワインに箔をつけよう。そうすれば親父さんの考えも変わるだろう。

少し時間が掛かるけれどしょうがない。

幸いこの件に関しては自分のお金は出していない。

小金沢は知人にお願いして、日本一のインターネットショッピングモールに出品させたのである。

なんと、1本300円そこそこで仕入れたアルゼンチンワインの値段を

1本6500円に付けたのである。


値段を付けるのは自由だといっても、一寸、ぼり過ぎじゃないの、小金沢さん。

小金沢にはそれなりの計算があった。

ネットでは1本も売れなくてもいい。

この商品の値段が1本6500円と言うことが告知されればいい。

と考えたのである。

尾ノ崎 豊のファンならば、普通に買って1本6500円のワインが、

愛しい尾ノ崎 豊さんの写真が入って、豪華化粧箱入り2本セットで、

15000円なら高くない。

いや、安いくらいだわ。

と何の疑いも無く買うに違いない。

そんな計算でネットに載せたのだ。親父さんだって、

1本1000円や2000円のワインならともかく、

1本6500円のワインなら文句を言わんだろう。

間違えて、注文する奴がいないとも限らないし、宣伝代と思えば、

モールの出店登録料なんて安いもんだ。

後日記すことになるが、このショッピングモール出店が思わぬ効果を生むことになる。


そんなわけで、尾ノ崎 豊の親父さんとの契約は暫く時間が必要になってしまったので、同時に平行して起こった、紅谷との攻防をお伝えしましょう。


年が明けて、まだまだ寒さも厳しい2月の中旬のころ、

詐欺師の紅谷が銀次郎の事務所にひょっこりやってきた。

紅谷の息子の満が失踪して以来である。

銀次郎は紅谷の姿を確認すると不機嫌な顔になった。

それもそうだろう。

事務所で面倒を見ていた紅谷の息子が、事もあろうに、

銀次郎が岡崎に出張中を見計らって、通帳・現金を持ち出して行方を晦ましてしまったのだから。

本人のアパートにも行ってみたが、既にもぬけの殻だった。

丁度灰田に見せ金で渡した、小切手が銀行に入れられ、

不渡り事故を起こした直後のことだったから、ショックはなおさらであった。


「何しに来たん。ワシ用事ないよ。」

銀次郎はつっけんどんに言い放った。

「この前は本当にすみませんでした。まさかあいつがあんなことをするとは、

夢にも思わなかったものですから。

本当にすみませんでした。

直ぐに来るべきだったんでしょうけど、事が事だけに、

手ぶらで来るのも気が引けて、今になってしまいました。」


と言いながら、上着のうちポケットからメンソールの効いたタバコを取り出して口に咥えた。

「実は満は実の子じゃないんですよ。

色々事情があるらしく、頼まれて養子にしてやったんですが、

ワシにまで後ろ足で砂をかけるようなことを仕出かしおって。

見つけたら唯でおかないから。」


まるで自分も被害者だと言う口ぶりである。

「お詫びと言っちゃなんなんですがね、

韓国にチョンボ物産という日本円にして資本金が1億円規模の貿易会社があるんですが、

金山さんそこの役員になりませんか?」


また、おかしな事を言い出した。

「そんな、韓国の会社の役員になんかなったて、しょうもないでしょ。」

「いえいえ、悪い話じゃないですよ。これから大々的に日本に輸出をしたり、

色々事業展開を考えているみたいで、日本人の人材を探しているんですよ。

即戦力になる人を送り込んでくれと依頼されているんですよ。

それで、満のこともあったので、真っ先に金山さんにお話しようと思って、

今日は恥を忍んでやってきたわけです。」

「ふ〜ん。そいで、ワシに何か得することでもあるの?」


流石の銀次郎も今回は疑って掛かっている。

「有りますとも。当然でしょう。

韓国は日本と違ってカード社会ですから、

1ヶ月も韓国でこの会社から役員給料を貰っていれば、

ゴールドが出ますよ。それに、日本タワーの件や例の土地の件も進行中ですからね。」


ゴールドカードと聞いて、銀次郎の目の色が変わった。



「ほんまにゴールド出るの?」

「間違いなく出ますよ。一寸だけ条件がありますけどね。」

「めんどくさいことはやだよ。」


いつの間にか、紅谷のペースに嵌まっている。

「1ヶ月間は韓国に住んでもらうことになりますよ。

そうしたら韓国の銀行系の×××カードや信販系の○○○カードが手に入りますよ。

簡単ですよ。」



紅谷はそう言いながら、自分のカードケースから1枚のプラスティックカードを抜き取った。

「これは自分のカードですけど、ねっ、韓国のカードでしょう。

これ持ってると便利ですよ。

なんたって、ゴールドはキャッシングだって300万円ぐらい使えますからね。

信用が付けばプラチナだって手に入れられますよ。」


これだって、本物か偽物か調べて見なければ解らない。


銀さん、一寸待ってよ。よく調べたほうがいいよ。また引っ掛かるよ・・・・・・)

銀さんは、いつもお金で苦労しているから、ゴールドとかプラチナという響きに弱い。

「会社謄本あるの?それからホームページある?」

銀さんは、会社の良し悪しを見分ける基準のひとつに、

ホームページが有るか無いかで決めている節がある。

「勿論有りますよ。

アドレスはここです。

謄本は今もっていますよ。

どうぞ見てください。」



準備が良すぎませんかねえ、紅谷さん。

「失礼ですけど、金山社長のお年でパソコンを駆使されるなんて流石ですね。」

「やぁ、それほどでも。遊び程度ですよ。後で見ておきます。」

「気持ちが固まったら、連絡ください。

ただ、そんなに待てませんので、今週中にはお願いします。」
そう言って紅谷は事務所を後にした。

第8話 詐欺師紅谷の罠(2)へ続く



銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
ちょっと〜また騙されたらどうしょうと
銀さんが心配になってきましたよ。

あっ、偽者じゃないです。
本物のさい姉ですから〜笑

昨夜一番載りを狙ったのも、本物なんですから(笑
Posted by sainei at 2006年10月19日 10:41
銀さん主役ですから、どんなこと合っても死にませんから、大丈夫です。
それより、今日の主役はsai姉ですね。
ミクシーもこの話題で賑わってます。
早めに真相分かってうれしかったです。
Posted by ☆男 at 2006年10月19日 17:51
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