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2006年10月17日

第三章-第6話 被害者同盟(2)

第6話 被害者同盟(2)

翌日、小金沢は銀次郎の事務所にやってきた。



「全く、どうしょうもない奴っちゃ、


あのクソガキっや。」


「小金沢さん、あんた何ぼやられたん。」

「900万円ですよ。参ったよ。その上、ワインも勝手に持っていくし。

泥棒ですよ。全く。」

「証拠はあるの?」

「有りますよ。これが倉庫に入庫したときの写真で、これが2週間前の写真。

ねっ、右側にあったパレット積みの山がそっくり無いでしょう。」

「移動させたんとちゃうの。」

「そんなことない。まぁ、奴さんは『パクリ屋』だから気持ちは判るけど、

仲間を食ってどうするの。この業界では生きていけないよ。」

「とにかく、残っているワインだけでも、こちらで金にしないと大損ですわ。」

「何かいいアイデアないですかね?」

「昨日も銀次郎さんに申し上げたんですけど、

スポットのワインって扱いたがらないんですよ。

商社も、販売店も。ですから普通のルートで捌くのは難しいと思うんですよ。」


と風祭。

「この間、石原裕次郎の確か13回忌だったと思うけど、

参列者にお返しとして裕ちゃんの写真入ワインを使っていたよね。

あれ面白いと思ったんだけど、どおやろか?」

「やろうと思えば出来ますよ。でも、誰を持ってくるかですよね。

美空ひばりで記念販売したときは余り売れなかったみたいですね。

結構難しいですよ。」

「誰かいないの?」

「フウテンの寅さんじゃ、ワインよりも焼酎か茶碗酒のほうが似合いそうだし、

赤木敬一郎じゃ古すぎるし、難しいもんだな。う〜ん。


いた、いた、いいのがいたよ。」


と小金沢がひざを叩いた。

小金沢は過去に相撲のタニマチをしたほどだから、今は落ちぶれたとはいえ、

芸能界にも顔が広い。

「亡くなって大分経つけど尾ノ崎 豊なんかいいんじゃない?」

「尾ノ崎 豊か。未だに熱狂的なファンが多いですからね。

ヤフオク(ヤフーオークション)でも奴の関連商品は人気ありますよ。」

「奴の親父さんってのが、商売上手で息子が亡くなってこんなに経っているのに、

未だに息子の肖像で儲けてるよ。この間なんか、

息子の免許証のコピーにシリアル番号を入れたものがヤフオクに出ていて、

1枚5000円で落札されていたよ。確か限定3000枚と書いてあったね。」

「その親父さんとは接触できるの。」

「それは大丈夫。問題は写真の使用料だよな。」

「奴さん、結構がめついからな。これぐらいのこといってくるかな。」


と言って、小金沢は指を全部広げた片手を突き出した。

「50じゃないよね。」

「50じゃうんと言わないでしょう。その上ですよ。」

「赤と白の2本セットで2000セット。豪華化粧箱入り15000円でどお?」

「これなら、3000万円になるから、十分採算が合うね。」

「それいきましょう。グッドアイデアですよ。」

「白はシャルドネしかありませんからそれで良いとして、

赤はですね日本人の好みに合うのはカルベネソーヴィニヨンでしょうね。

間違えてもマルベックは入れないで下さいね。

私が販売してても、マルベックは全然人気が無かったですから。」

風祭は、経験を生かして的確なアドバイスをした。

「まず、親父さんに払うお金を工面せなあかんな。」

「何か当てがありますか?」

「しゃあない!此間会った錦糸町のおっかさんに頼んで見るか。

おっかさんだって、ワインを売ってくれってワシに頼んでるんやから、

嫌とは言わんやろ。ワシ、ちぃーと絵を描いてみるわ。」

「ところで、小金沢はん、あんさん他にどんなことやってんのでっか?」

「色々やってるんですけど、中々上手くいかなくてね。

不動産も一発当たれば大逆転なんだけどね。何かいい物件ないですか?

例えば、宗教法人付きでお寺を買いたいとか、売りたいとか。解るでしょう。」



不動産はブローカーが一番嵌まりやすい仕事で、

金額も大きいのでその仲介手数料も半端じゃない。

一度味を占めた者は夢を見続けるのである。

しかし、物になる物件はセンミツと言われるほどで、

1000件に3件有るか無いかである。

普通の不動産屋は、借家や駐車場の更新手数料が収入源で、

たまに管理を任されていた不動産の売買を仲介して思わぬ大金が入ることがあるが、滅多にない。

不動産ね。頭に入れとくわ。他になんかないの。」

「まだ秘密なんだけど、これは成功すると思うんですよね。

試作品は出来上がってるんでね。はっきりしたら持ってきますよ。」
ともったいぶる。

第7話 詐欺師紅谷の罠(1)へ続く


銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
おはようございます〜
不動産売買っていろんな人がよってきますよね〜笑

詐欺師紅谷の罠ってどんなのか楽しみです

Posted by sainei at 2006年10月18日 09:56
是非楽しみにしてください。
Posted by ☆男 at 2006年10月18日 18:03
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映画俳優石原裕次郎
Excerpt:  私の青春時代のシンボルだったので、イメージが常に若い彼もやはり古典映画スターの
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