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2006年10月16日

第三章-第5話 被害者同盟(1)

第5話 被害者同盟(1) 

錦糸町を出て、事務所に戻った銀次郎だが、腹の虫が納まらない。


「どない、したろか!あのバカ!


人をコケにしおって!」
と青木に対して怒り心頭である。

銀次郎が本当に好きなのは日本酒で、

プレミアが付く越の寒梅や久保田万寿にはことのほかぞっこんで、

わざわざ新潟県燕三条に出張所を設けて、それらの酒を集めさせている。

この酒でも一儲けたくらんでいるが、描いた絵の通りことは運ばない。

日本中探せばプレミアの付く酒はまだまだあるのだが、

銀次郎の頭の中は新潟神話が大きく占めている。


日本酒に関しては、後日記載予定でいますので、本題に戻ります。スミマセン。


しかし、怒りをぶちまけたところで、事態が好転するわけでもなく、

ワインが売れるわけでもない。

そうだ、ワインを売らなきゃな。さて、どうしたもんか。

元々銀次郎は名義を貸しただけで、名義貸し料が貰えれば御の字と思っていたから、

ワインなど全く眼中に無かった。でも今は違う。これを売れば事態が好転するわけだ。

銀次郎の頭の中の引き出しが、複雑に絡み合って、情報を検索し始めた。

「そうだ、あいつに相談してみよっ。」

銀次郎は愛用の手帳のページをめくり、ある人物の形態番号を探し出した。

銀次郎は携帯に相手の番号を登録することをしない。

以前は登録していたらしいのだが、何でも事件に巻き込まれたときに、

相手の携帯に自分の番号が登録されており、警察にしつこく事情聴取されてから、

登録することを止めたらしい。

自分が迷惑したのだから、仲間にも迷惑掛けたくないと言う、銀次郎の処世哲学である。

百人ぐらいの電話番号は覚えているというから、大した記憶力である。

「もしもし、金山で〜す。」と特徴のある響きである。

「わるいんですけど、事務所に来て頂けますか?」と丁寧に話しかけた。

「あっ、金山さん、お久しぶりです。明日なら伺えますけど。」

「じゃあ、お待ちしてます。」


あくる日、電話の主が約束の時間にやってきた。

「やあ!悪いね。わざわざお呼び立てしちゃって。」

「いやあ、いいですよ。暇しちゃってましたから。」


この男、名前を風祭右京と言う。映画俳優のような名前だが、

実際石原裕次郎の作品にエキストラで出たことがあるという。

そのとき、声をかけられたが、長男で家業を継がなければならないということで

俳優の道はお断りしたという。

そのとき映画の道に進んでいれば、自分の人生も大きく変わっていたと今でも思っている。

まあ、それほどいい男ではある。ただ成功したかどうかは分からない。

なぜなら、映画会社にとって二枚目スターは1人いればいいのであって、

後は個性ある脇役で成り立つのである。

「じつはなぁ〜、」と今までのいきさつを話し始めた。

銀次郎が話し終わるのを待って風祭は、

「中々難しいですね。アルゼンチンワインは品質的にも優れていて、

味も玄人好みですが、日本では馴染みが薄く、そんなに売れるものではありませんよ。

だいいち大手のメーカーや酒問屋は直接ワイナリーと年間契約していますから、

スポットの商品は入り込む余地が無いですよ。

それに、ワインブームは去年あたりから急激に落ち込んで今は焼酎ですよね。

名のあるソムリエが取り上げてくれれば別ですが、それほどのものでもないしね。」

「そお〜か〜。難しいか。あんさんにそお言われると困ったな。」


銀さんは考え込んでしまった。

風祭は酒の専門店を経営していたが、黄山の毒牙にやられて倒産した被害者の一人である。

人一倍研究熱心で、ワインソムリエを目指して勉強していたが、

資格を取る前に会社が破綻し、断念したのである。

したがって、ソムリエの資格は取り損ねたが、それなりの知識は持っているのである。

銀次郎が考え込んでいると、電話のベルが鳴った。

「金山さんですか?私は小金沢と申します。

アルゼンチンワインの件では名義をお借りし大変有り難うございました。

おかげさまでと申し上げたいのですが、まんまと青木に引っ掛けられてしまいました。」

「やられたのはこっちも同じや。一泡吹かせてやらな腹の虫が治まらんわ。

ほな、明日会いまひょか。」


と会う約束をした。

「風祭はん、明日時間取れます。

あんさん、お酒のこと詳しいから色々とアドバイスして欲しいねん。」

「いいですよ。私でお役に立つんでしたら。」


かくして、風祭右京をアドバイザーに入れて、アルゼンチンワインの被害者同盟トライアングルが誕生した。

第5話被害者同盟(2)へ続く

銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

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この記事へのコメント
いよいよ、逆襲ですね
わくわくします。
銀次郎の処世哲学、かっこいいですよ〜
Posted by sainei at 2006年10月17日 10:06
上手く逆襲できるか?
続きを楽しみにしてください。
Posted by ☆男 at 2006年10月17日 10:10
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