売切御免!驚愕の事実!ぶっちぎりの回収率!一日で10万馬券を5本GETする究極の競馬投資術!前作を上回るバージョンU発表!これなら回収率5000%も夢じゃない!しかも全額キャッシュバック返金保障つき!

2006年10月15日

第三章-第4話 金貸し屋熊子(2)

第4話 金貸し屋熊子(2)

一行は第2ビルの店を出て、事務所に戻ってきた。

「お店を借りる件は、直ぐには結論でないでしょうから、

決まったらご連絡ください。」

「お母ちゃん、話は変わるけど、僕らが手がけているアルゼンチンワインは、

金山社長に輸入元になっていただいてるんですよ。

酒の免許が無いと輸入も販売も出来ないから、助かりましたよ。」

「あらそうなの。どれどれ。」


と言って、青木がサンプルに置いていったアルゼンチンワインを手に取った。

確かにワインのラベルには、輸入者・販売元 有限会社U.S.O企画と印刷されてあった。

「金山さん。あんた凄いじゃないの。」

「いやぁ、大したことありませんよ。」

「あんた、酒の免許持ってるんだったら、私のワイン売ってよ。

青木に任せていたらいつになってもお金にならないんだから。」

「えっ!あのワイン桜井さんが買うたんですか?」

「そうじゃないの。この人がいい加減だからね。

アルゼンチンマフィアに脅かされていて、

年内にお金用意しないと消されちゃうみたいなこと言うから助けてあげたのよ。

全く、能無しなんだから。」

「そんなにボロクソに言わなくたっていいじゃないですか。

僕だって、日本のやくざなら知り合いもいるからどうとでもなるし怖くないですけど、

相手はアルゼンチンマフィアですよ、知り合いなんていませんもの、

何をされるかわからないじゃないですか。」


などと訳のわからないことを言う青木。


「私はね、この人に用立てた1200万円だけ貰えばいいの。

後は金山さん自由に使っていいわよ。」


しっかり2割の鞘を取ろうとしている。流石は金貸し屋桜さん

「金山銀次郎さんね。

何か見覚えあるというか、聞き覚えあるというかそんな名前なのよね。

どこかで会った事ありました。」

「いえ、ワシ奥さんとは今日初対面ですよ。」

「そうよね。会った事なんて無いわよね。」

「人違いじゃないですか。」



「一寸待って!」


そういうと彼女は手提げ袋を開けて、何かを探し始めた。

そして、目的のものを捜し当てると、そっとテーブルの上に置いた。

「やっぱりそうだわ。」


「金山社長。これ見て頂戴。」


言われて銀次郎はテーブルの上に置かれた紙片をまじまじと見る。

それは見覚えのある紙だった。

少し間を置いて、



「何で、ワシの紙がここにあるんですか?


奥さん。」




青木が角の方へ後ずさりしながら、超肥満の体を小さくしていた。

「この人が割ってくれって持ってきたのよ。

私はお金に困っているわけでもないから、銀行に入れないで持っていたけど。

悪いけど金山さん払ってくださる。」

「一寸待ってください。」



「青ちゃん。ちゃんと説明してくれ。



ことと次第によっちゃワシ怒るで!」



「え〜と、そっ、そっ、それはですね・・・・」



しどろもどろで言葉を濁す青木であった。

「・・・・・・・・」

声が小さくて全く聞こえない。

「確かに私の小切手です。事情がどうであれ、

奥さんのところに回ったのは私の責任ですから、

私が責任もってお支払いいたしましょう。

ただ、今はお金あらしませんねん。事情があって片目になってしもおて、

銀行からもまだ借りられしまへんねん。

両目があけるまで待ってください。」


そう言うと、頭を下げて目の前のテーブルに額をこすりつけた。

「あなた気に入ったわ。私の回りに来る奴らは、どいつもこいつも言訳ばっかりで、

直ぐ他人(ひと)のせいにするのに、あなたは違ったわ。

困ったことがあったら何時でもいらっしゃい。

ワイン捌けたら、このお金良いわよ。大したお金じゃないんだから。」


思わぬことで金貸し屋桜に気に入られた銀次郎。

「有り難うございます。それではワイン売ってきますわ。」

「黄ちゃん、ニンニク百貨店どおやろ。それと国分にも聞いてみてよ。」



第5話 被害者同盟(1)へ続く



銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・1650万円

ここまで来てポチしないで帰ったら詐欺罪で訴えるぞ!!
↓ ↓ ↓
banner2.gifにほんブログ村 小説ブログへ
ついでに、コメントもお願いします。貴方のコメントが私のエネルギー!




この記事へのコメント
銀ちゃん、えらい!
男らしいですね〜

クリック、クリック!
Posted by sainei at 2006年10月16日 13:15
銀さんは古いスタイルの男なので、つまらないところで見栄を張るんですね。
Posted by ☆男 at 2006年10月16日 15:56
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/25464408

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。