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2006年10月12日

第三章-第1話 アルゼンチンマフィア(1)

第1話 アルゼンチンマフィア(1)

ここから第三章の始まりです。

暮れも押し詰まった12月30日、夕闇の押し詰まった錦糸町に青木の姿があった。

青木は、金貸しの熊こと桜井熊子の家からおよそ100メートル手前の地点で立ち止まった。

青木は大きく深呼吸を繰り返し、呼吸を整えた。

血圧が高く、一寸歩いただけでも息切れがする。

それに持病の糖尿病もかなり悪化していて、疲れ易い体になっていた。

暫く、呼吸を整えていたが、意を決したようにやおら走り出した。

超肥満体の青木にとってはこれ以上早く走れないというぐらい全力で走った。

周りから見ればかなり遅いが、本人にとっては最高速度なのだ。

桜井の事務所まで全力で走り続け、そのまま家になだれ込んだ。

青木は息も絶え絶えに


「奥っ、奥っ、奥さん、助けてください!」

「青ちゃん、そんなに慌ててどうしたんね?」と熊子と夫の寅蔵。

「お、お、お水を一杯下さい。」

水を一気に飲み干して、青木は話し始めた。



事の起こりは、3ヶ月前に遡る。

青木は桃山と組んでタイから天然果汁ジュースを仕入れる為、聴牌物産の小金沢に近づいた。

桃山は、元々水産ブローカーで築地市場近くの明石町に事務所を構えて、それなりに商売をしていた。

時々、現金決済の儲け話がある度、熊子に金を用立ててもらっていた。

絶対儲かると思って手を出したペルー産の赤うにがつまずきの始まりで、

熊子からの借金が瞬く間に2000万円になっていた。

悪いときは重なるもので、55歳のときに脳溢血で倒れたが、若かったせいもあって命は取り留めた。

しかし、後遺症が残り右半身が麻痺して不自由になってしまった。

ブローカーの仕事は駄目になり、バッタ屋稼業に身を沈めることになった。

リハビリのつもりで始めたパソコンが思いのほか上達し、皆から重宝がられていた。
桃山の温厚な正確が幸いしたのか、熊子も不憫に思い桃山の面倒を見るようになった。

税金対策用に持っている3つ有る会社のひとつの会社社長に据えていた。

名目上の給料は渡していたが、大半が借金の返済に天引きされ、小遣い程度しか手元に残らなかった。

それでも、障害のある身としてはありがたかった。

聴牌物産の小金沢はというと、名前を正しい人とかいて正人(まさと)という。

彼ぐらい名は体を表さない男も珍しい。

聴牌物産自体何が主力なのか、皆目見当が付かないのである。

ある者は内装工事屋だと言い、またある者は不動産屋だと言い、またある者は食品ブローカーだと言う。

どれも外れてはいない。

まぁ〜つまり、金になるものなら何でも食いつくダボハゼみたいなものである。

昔は相当羽振りが良かったらしく、大相撲のタニマチまがいの遊びも派手にやっていたようだ。

そのころの名残で、今でも相撲部屋やプロゴルファーとの親交もあるようである。

噂によると、設備投資名目で1億円余りを銀行から融資させたらしいが、

思うように業績が伸びず、今はその返済で四苦八苦のようである。

手元に2000万円ほど残してあるが、月々の支払いで5ヶ月と持たない綱渡りの状態だった。

青木は桃山と組んで天然果汁ジュースの輸入に小金沢を巻き込んでという絵を描いていたが、サンプルを見た小金沢は即座に

「駄目や、駄目や、こんなものよう売れん!」と一蹴。

「あんたらなぁ、こんなもん持ってきたって、損するだけや。何処に売るつもりなの?」

「ワシらスーパーマーケットに売ろうと思ってます。」

「こうゆう形態で、この容量では個人消費に向いてないの。判る?

売れるとすれば業務筋だけど、数ははけないよ。モットましな物探しなよ。」



「小金沢さんはワイン詳しいですか?」

「ワインなんか手出しても難しいんじゃないの。

ヨーロッパのワインなんて商社が全て押さえていて、

我々の入り込む余地なんてこれポッチもありゃしないよ。」


といって、右手の親指と人差し指を引っ付けて目の前に持ってきた。

「そうじゃないんですよ。南米でワインができるって聞いたもので調べたら、

アルゼンチンで良いワインが生産されていることが判ってね、

それを引きたいと思っているんですよ。名前が売れてない分、

同程度のヨーロッパワインと比べたら割安ですよ。」


小金沢は、インターネットでアルゼンチンワインを検索してみると、

アルゼンチンワインは日本では余り馴染みがないが世界第5位の生産量があり、安定している。

湿度が低く雨が少ない為、病害の発生も無いので無農薬のワインが多い。


と言うことが判った。

更に、ヨーロッパワインと比べて格安である。

(これはいけるかもしれない。)

アルゼンチンのワイナリーを徹底的に調べ上げ、その中の1社に的を絞った。


ここのワイン生産量は、アルゼンチンで第3位、専用農場を持ち無農薬栽培である。

また、最近のワイナリーは、近代的な工場でステンレス製のタンクで熟成するのがほとんどだが、ここは木製の樽を使っていることも、小金沢の琴線をくすぐった。

第1話 アルゼンチンマフィア(2)へ続く



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