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2006年10月02日

第二章-第9話 ペテン師灰田弘幸

第9話 ペテン師灰田弘幸

年が改まって、街はお屠蘇気分もすっかり抜け、松も取れた1月10日のこと、

いつものように緑川は銀次郎の事務所に現れたが、どこか生気がない。

銀次郎が声をかけようかどうしようかと躊躇していると、

緑川のほうから、話を切り出してきた。

「銀ちゃん、弱ったよ。」

「どないしたんや。」

「実はなぁ、スーパーカツアゲに商品代金を集金に行ったんだけど、

サンプルと現物が違うと大クレームなんや。」

「物は何なの?」

「新潟産ササニシキ。

スーパーのオーナーは、チラシに目玉商品として入れたのに

お客様から、


『チラシの商品と現物が違う、詐欺じゃないか。』

と言われるので返品を受けたり、いちいちお客様の元へ謝りに行ったりで、

仕事にならない大変な損害だ。

どうしてくれるんだ。と言われるしで、さっぱりわやや。」

「どうしてそんなことになったん?」

「前にも取引した米問屋なので、同じものを100袋で注文を入れたら、

オーケーと言うことだったので、スーパーにも連絡したんよ。

ところが、写真と現物の袋が違っていたのよ。参ったよ。ほんまに。」

「難儀やなぁ。」

「問屋も直ぐ対応してくれれば良かったんだけど、

横柄な口の利き方をしたらしいんだ、

それで余計話がこじれてしまったのよ。参ったな。」
そんなやり取りをしていると、灰田が現れた。

灰田が、銀次郎の事務所を訪れたのは、今年になって初めてだから、

「明けましておめでとう。今年もよろしくね。」

と、型どおりの新年の挨拶を交わした。


「中国はどないだった?」

「結構てこずったけど、なんとか1本250円で決めたよ

今月末には、横浜港に入荷するよ。」

「全部で何ぼになる?」

「1コンテナ分で1500ケース。1ケース12本入りだからしめて、

450万円になる。」

「LCを組まなくちゃ向こうも出荷してくれないから、

銀ちゃん頼むよ。」


「よっしゃぁ、直ぐ紙切るよ。」

そう言うと、銀次郎は事務机に座り、小切手とチェックライターを取り出した。

銀次郎は、チェックライターを操作しながら、

「250円なら上出来とちゃう。1本500円で売れば450万の儲けや。」

「弘ちゃん、売り先は?」

「心配しなくても大丈夫や。この値段ならどこでもノープロブレムよ。」

「青木や黒田には内緒にしとけよ。

奴らに知られたら、いつパクられるか知れたもんじゃない。」




緑川は銀次郎と灰田のやり取りを聞いていて、

笑いを堪えるのに必死だった。

銀次郎は、緑川の件など、とうに忘れてしまっていた。

緑川は頃合いを見計って、事務所から消えていった。

銀次郎がここまでに使わされたお金の累計・・・800万円

第10話 青年実業家?黄山へ続く



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