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2006年09月27日

第二章-第4話 紹興酒は蜜の味(3)

第4話 紹興酒は蜜の味(3)

案の定、銀次郎は、

「弘ちゃん。そりゃ無理だわ。」


「えーですか。」

出たーっ、銀次郎お得意の決め台詞

「中国人は商売上手やから、こちらの手の内見せたらアカンねん。

なんせ、奴らときたら、シルクロードの時代から交易して商売してんのでっせ。」

「そうなんだよな。奴らこちらの足元見やがって。500円てぬかしよる。」

白々しく悔しそうに言う灰田であった。

「買うときの鉄則は、売るほうから希望価格を言わせなアカン。

それを基準に交渉開始や。絶対こちらから数字を出したらアカンねん。」

「せやったな。」

「まだ話は繋がってるんやろ。せやったら、何ぼまでだったら商売になるん。」

「300円までだったら、諸費用入れても大丈夫や。」

「ほなら、そこからいくらまで下げられるか、弘ちゃんの腕の見せ所やな。」



してやったり。

灰田は腹の中でほくそ笑んだ。

「そうだね、来週また中国に行ってくるよ。」

「ワシも行きたいけど、中国の酒はよう好かん。それに、水が合わん。

昔、大陸に行ったときに、えらい目に会うたん。

生水は飲まんよう気いつけてたんやけど、氷がアカンかった。

ホテルの冷蔵庫の氷で水割りを作って飲んだら、当たってしもうた。」

「ナベちゃんも当たったんですか。実はワシも当たったことがあって、難儀したわ。」

灰田は相槌を打った。

銀次郎が行きたいと言ったときは、一瞬どう繕おうかと逡巡したが、

杞憂に終わった。

「ところでナベちゃん。言いにくいんやけど、もう直ぐ正月やろ、

せやから飛行機代や宿泊代も高くなってるし、

何ぼか用立てしてくれると助かるんやけどな。

勿論此間の分もまとめて精算しますさかい、お願いできまへんやろか。」


中々の演技もんである。

「わかった。此間と同じでええやろ。一寸待っててや。」

そう言うと、銀次郎は事務所を出て銀行に向かった。

ATMにカードを入れ、50万円を引き出した。

残高はまだ1000万円近くあった。

事務所に戻り、灰田に50万円を手渡した。

前回渡した50万円とあわせると、100万円になっていた。

灰田は礼を言って、銀次郎の事務所を後にした。

銀次郎が仲間に用立てたお金累計 100万円

第5話 純喫茶「ゴッホ」へ続く

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