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2006年09月26日

第二章-第3話 紹興酒は蜜の味(2)

第3話 紹興酒は蜜の味(2)

「ところで、さし当たって軍資金が必要なんだけど、ナベちゃん、

幾らか用立てできへんやろか?」

「弘ちゃん、何ぼいるん?」

「せやな、とりあえず50万もあれば何とかなるかな。飛行機のチケット代やろ、

それから中国での宿泊代、ほいで相手との交渉などにもかかるから、

手元不如意ではさびしいしな。」

「50万でええんやな。よっしゃ、50万ワシが都合つけたる。」


「一寸待ってえや。今紙を切るさかい。」

そういうと銀次郎は金庫をあけ、小切手帳を取り出した。

銀次郎は小切手のことを「紙」と言うのであった。

普通、小切手は現金と同じなので、「紙」とは言わないが、

銀次郎にとって小切手は「紙」と同じ感覚である。


その感覚が、銀次郎に思わぬ災いをもたらすことになる。

実は、この時銀次郎はお金には困っていなかった。

不動産絡みで、保証金を約1000万円せしめた後だったのである。

この件に関しては、章立てするかしないか、思案中です。

「弘ちゃん、これ持って行きや。」

と言って、50万円の小切手を手渡した。

「すまないね。ナベちゃん。ほなら、使わせてもらうわ。

直ぐに中国に行って手はずをとってくるよ。」

灰田弘幸はU.S.O企画を後にした。

本当に灰田が渡中したかは定かではない。

その後のうわさでは、中国には行っていないと言うのが主流である。


なんせ、灰田弘幸はペテン師なのである。



それから1ヵ月後、再び灰田が銀次郎の事務所に現れた。

「ナベちゃん。この間は助かったよ。中国に行っていて、

一昨日(おとつい)帰ってきたところだよ。これ中国のお土産。」

と言って、かばんから紹興酒のボトルを取り出した。

「いやあ、うわさに聞いていたけど、中国人のブローカーは手強いね。

1円でも安くと交渉したんだが、奴らもしぶといよ。チクショーめ。」

灰田はいかに自分が苦労して交渉したかを、大きな身振りを交えて熱演する。

流石に、プロのペテン師は演技も上手い。

銀次郎は、灰田のふがいなさをなじろうと思ったが、

灰田の熱演に気持ちとは裏腹に、口をついて出た言葉は、

「しゃーないな、弘ちゃん。一体何ぼで交渉したん。」

「1本50円だよ。これだったら、関税や運賃を乗せても損しないやろ。

それでも向こうのお金にしたら500円以上の価値があるから、

相手も儲かるはずなんやだな。」

灰田は銀次郎の性格を実に良く心得てい、自分を最大限良い奴に仕立て上げるのである。

銀次郎が仲間に用立てたお金累計 50万円

第3話 紹興酒は蜜の味(3)へ続く

読む前に、指の運動一日一善

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この記事へのコメント
うーん。これ、ちゃんと書ききったらたいへんなもんですねぇ。

手形詐欺とか、詐欺の手口はみんな面白いですからね。

あー。そうそう。ぼくちゅうへのコメントはURL記入したほうがいいと思いますよ。1000人近くのかた来てるんですからもったいないですよ。

今度ですね。少しリンク集めだつように工夫しようと思ってるんですが。なにしろ本文で忙しくって。

ポチはしときました〜。
Posted by くろわっ at 2006年09月27日 10:49
くろわっさん、コメありがとうございます。
ネタは結構あるんですが、深刻にならないよう気をつけて、「ぼくちゅう」なみのユーモアを交えて書ければと思っています。
正直『サスケ』は苦しんでいます。
『ぼくちゅう』は私のバイブルになっています。
次から、URL入れときます。
Posted by 金無邦一 at 2006年09月27日 11:48
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